ステータ・三相交流の配線
Published by mabo under 04. エアギャップ発電機 on 12:53発電機に使うコイルが巻き上がりました。
次は、このコイルをステータ用台座に固定します。
巻き終えたコイルは、巻き始めと巻き終わりの2本の線が出ています。
左画像では、内側から出ている線をIN、外側から出ている線をOUTとしていますが、これはどちらでも構いません。
すべてのコイルのIN・OUTが揃っていれば良いということです。
では、三相交流結線の配線です。
写真のステータ内側に1・2・3・1・2・3とオレンジの文字で番号が書いてあります
3相交流の配線は、この画像のように、同じ番号(2個飛び)で接続して最後の端末は3つとも一緒に接続します。
このとき、コイルの入り口と出口を決め(どちらでもかまいません)すべてのコイルを同じ向きで接続して下さい。
一個だけ向きが違っていたなんてことにならないよう注意しましょう。
見た目を重視し、配線用の溝を彫刻刀で削り、最後に配線を接着剤で固定していますが、マグネットが回転し通過する部分だけ並行度が保てていれば良いので、配線スペース部がステータ上凸になっていても問題ありません。
今回コイル9個での配線の説明をしましたが、これはコイル12個でも15個でも同じです。
コイルに1.2.3.1.2.3......と順番を付け、同じ番号のIN ・OUTを繋いで最後のOUT3本を一纏めにします。
http://mabos-world.blogspot.jp/2010/02/blog-post.html#more の最後にも、色分け(見難いかも)で少し説明しています。
※ハンダ付けが確実かどうか繋ぐ度に確認して、すべての確認作業が終わってから3本を纏めてください。また、PEWのエナメル線を使用した場合、被服が完全に落ちてないとハンダが剥がれることがあります。