いかだに乗った水力発電!
Published by mabo under 02. 手作り水力発電 on 21:0130cmのハブダイナモ水車。
また違った形での活用方法です。
今はやりの洋上風力発電をヒントにした、
『川上(せんじょう)水力発電』
いかだ型の水車です。
いかだ部分は、ホームセンターで購入した板材。
フロート部は、2Lのペットボトルが4本です。
写真、左手前側が川の上流を向きます。
水が逃げないように、扇形に取水口をつけています。
最初のテスト時には、これは付いていませんでした。
川の流れは有るのに水車の回転が上がりません。負荷の掛かる水車を避けて水が通過してしまったのです。
取水用の板を付けてみると、予想通り効率がグンとアップしました。
そしてこの時作った、いかだの図面です。
我が家の前を流れる川で、流速を測ったところ(葉っぱを流して)秒速2~3mでした。
いかだを川に浮かべさっそく12Vのバッテリーへ充電してみたところ、40mA~50mAの充電ができました。
この時の整流回路は、倍電圧全波整流(コンデンサ100μF)です。
これなら、ダイオードブリッジ整流の方が効率は上がりそう?
と、 ダイオードブリッジ整流 回路に切り換えてみたところ、充電電流が上がったり下がったり、不安定な状態が続きます。
水車は、一定に回転しているように見えて、回転にバラツキが出ているようです。
やはりこんな時は、倍電圧全波整流を使用する方が効率は上がるようです。
※ もう少し水車の回転が上がると、こんどはコンデンサ容量も考える必要があります。
コンデンサの容量をアップすると、充電電流も多く流れます。(上のテスト時の回転数では、ほとんど変わりません。)
詳しくは、<ハブダイナモの力/コンデンサ容量の違い>を参照ください。