東京都北区・明日塾

平成２６年７月１９日（土）

東京都北区・富士見橋エコー広場館にて、講演を行いました。
会場の近くには、今年３月テレビ出演した番組（ＢＳ日テレ）に関わった、滝野川第七小学校があります。
このテレビに出たことが、講演依頼の切っ掛けになったのだと思いました。
しかし話を伺うと、そうではありませんでした。僕の著書『自分で作る自家発電』を読んだ方からの紹介だということでした。
主催者は３月のテレビ出演そのものをご存じなかったそうで、全くの偶然だそうです。不思議なご縁を感じました。




講演のテーマは、本のタイトルそのままの『自分で作る自家発電』です。

講演前に、ちょっとしたトラブルがありました。

「ノートＰＣが、プロジェクターに繋がらない！」

持参したノートＰＣの映像出力端子は、HDMIのみでした。実は、このノートＰＣを使っての講演はこの日が初めて。以前に使っていたノートＰＣは、何も考えることなくプロジェクターに接続（ＶＧＡ端子）して使っていました。
まさか、今時のＰＣにはこのＶＧＡ接続端子が無いとは想像もしていませんでした。

いゃ〜焦りました。この日のために準備していった講演の内容は、パワーポイントの資料のみ。
変換コネクタがない以上どうしようもありません。

ところが・・・当日参加していた知り合いが、偶然にもノートＰＣを持参していました。
急ぎ、講演資料を移植して何とか事なきを得ることができました。

本当に助かりました。

それからひと月ちょっと経った頃でしょうか。
講演のお話を頂いた北区リサイクラー活動機構の理事長様から、再び電話がかかってきました。

今度は、「自分たちで作ってみたい！」
そんなお話でした。

そして１１月２２日、今年２度目の東京都北区に向かいました。

今度は、ミニ太陽光発電のワークショップです。

ミニ太陽光発電の活用については、前回の講演でもお話していました。

製作費用は、たったの１万円以下。

太陽光パネルを使った自家発電作りのワークショップは、一般的には、５０Ｗクラスの太陽光パネルを使って開催をしています。

僕が提案する自家発電システムはその１０分の１の５Ｗパネルです。

このクラスは、自家発電の入門用とした位置に定義付けられている様で、自家発電初心者向けに使われることが良くあります。

しかし僕は、まったくそうは思っていません。

むしろ緊急時に活用することを目的とするなら、これだけあれば充分だと思います。けして大きな発電量は必要ありません。

ワークショップの依頼を受けた直後に、主催者側から問い合わせのメールがありました。

１１月開催のワークショップを告知したところ、「太陽光発電のワークショップは、３０分もあれば終わってしまうのでは？」という、問い合わせだったそうです。

まったくその通りです。
でもそれだけのワークショップなら、僕が行く意味はありません。
ミニ太陽光発電のワークショップを開催する団体は沢山あります。
近くの団体にお願いした方が、後々何かと便利です。

ワークショップ２時間の持ち時間の内１時間１５分は、僕ならでの活用・運用・メンテナンスの時間としました。そして後半の４５分が、実際に製作する時間です。

実は２度目のこの時もちょっとしたトラブルがありました。
でもイベントにトラブルは付き物と気持ちを切り替え、オリジナリティーを発揮したワークショップは無事終了しました。

その後数名の方が製作しているとの連絡も頂きました。
今後の展開を楽しみにしています。

ありがとうございました。