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  太陽電池パネルを使えば、電気の自給自足も簡単さ!

小さな太陽光パネルに秘めた力!検証1

Published by mabo under on 16:12
A4サイズよりも小さく
最大でもわずか280mA以下の発電電流しか生まれません。

このパネル一枚で発電した電気は、自動車用のバッテリーに蓄えて毎晩庭の灯りを灯しています。

小さな発電量ですから、やはり使えるのはこの程度なのでしょうか?
『どんなに小さな発電でも、溜め続ければきっと大きな力が生まれる!』
そんな、ことを証明してみましょう。


まずは一週間、自動車用のバッテリーに蓄電を続けました。
太陽光発電は、お天気に左右されます。
晴天続きの時もあれば、雨が続くこともあります。
ですから条件は、同じにはなりません。
この実験をした時には、お天気が続いていたことを予めお伝えいたします。

さて、はじめに試みたのは32インチの液晶テレビです。
テレビは、Panasonic製で消費電力は53W。


写真のバッテリーはバイク用です。
最初は、このバイク用でテストをしていましたが、容量が少なく1週間待たずに過充電になってしまいました。またバッテリーに溜まったすべての電気を使い切ることは出来ませんから、使える量も少なくなってしまいます。
※電気を使い切ってしまうと(過放電)、バッテリーは使えなくなってしまいます。

さて、実験の段取りから
バッテリーに溜めた電気を使い家電品を動かすためには、直流12Vから家庭用電源・交流100Vに変換する必要があります。
DCACインバーター(写真左・シルバーの箱)を使います。
実はこのインバーター、1台1700円の安物です。出力される電気は、疑似正弦波と言って家庭用電源の正弦波とは違う物です。
価格が安いため、購入して使っていますが、使える物と使えない物があります。
実際我が家にはもう一台、Panasonic製のプラズマテレビがありますが、このテレビに接続すると『キュ〜ん・・・』という異音が発生します。
サイト内の情報を参考にし実践される場合は、十分注意しましょう。
正弦波(日本製に限る・海外製はどうも怪しい)のインバーターならこの心配はいりません。
疑似正弦波のインバーターと比較すると、正弦波インバーターの価格はだいぶ高いですが、動かない機種の心配が要りません。

DCACインバーターは、バッテリーの電圧が10.5Vまで下がると、警告音を鳴らしたり交流100Vの出力を停止してくれます。(機種による)
元々が自動車用として作られたものですから、電気を使い過ぎてエンジンがかからなく成らないよう保護されているわけです。
同じ条件で検証するために、これ以下の実験に於いても、初めにバッテリーは一度10.5Vまで消費してから充電を開始しします。

①インバーターの能力
ここで使っているDCACインバーターは疑似正弦波の150W出力です。
ですから使える家電品は消費電力が150W以下ということになります。
テレビの消費電力は53Wですから問題が無いわけです。


結果は、32インチの液晶テレビを5時間25分間観続けることが出来ました。
(因みに写真のバイク用バッテリーなら、100分間でした。)

日常的に使うならそうもいきませんが、蓄電をすることでもっと大きな家電品を動かすことも可能になります。
電気代を浮かすような使い方なら、太陽光パネルも大きなものが必要になります。インバーターにしても大きな能力のモノが必要でしょう。
しかし小さな太陽光パネルでも、バッテリーの数を増やし、蓄電期間も長くするなら緊急用電源としては十分に活用することが出来るでしょう。

テレビは勿論ですが、ノートパソコンや端末機・無線ルーターなども問題無く使うことが出来ます。

テレビを観たりノートパソコンでインターネットが出来る、自分で作る非常用電源のお値段は、   
 
①この太陽光パネル 定格出力5W 1350円
②150W疑似正弦波インバーター  1700円
③自動車用バッテリー 40B19L    3160円

全部揃えても、6000円ちょっとです。
(送料別)


続く・・・









 

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