昇圧回路を作ってみました。
Published by mabo under 05. 初心者の作る電子工作 on 23:23
ハブダイナモで発電した電気をバッテリーに充電したい!
↓
でも、発電電圧がバッテリー電圧までとどかない
↓
じゃあ、諦める?
もしも電圧を上げることができたら・・・
こちら ↑ を使います
JRC(新日本無線)のNJM2360 というICです
まず手始めに、新日本無線のHPで、このICの回路情報を手に入れます。
NJM2360 を検索し データシートをダウンロード。
データシートには、昇圧・降圧などの基本回路が書いてあります。
データシートに書いてある昇圧回路は、14V入力・30V出力になっていますが、
今回の目標は、入力電圧3V~・出力電圧15V(可変可)の回路ですから、回路を少し変更します。
そして ↓ こちらが改造後の回路図です
※ 回路図のピン番号位置と実際のピン位置は異なります。
自作12V用LED照明を負荷として接続した場合でも、3V入力で14.5V以上の昇圧を確認できました。
実際にハブダイナモ発電機からバッテリーへ充電する場合には、ニッカド電池を中間に入れて、入力側電圧を安定させる必要があります。
また、昇圧によるロスも結構ありますから、あくまでもバッテリー充電への一つの選択肢として、考えておきたいと思います。