16ボルトオーバー!
Published by mabo under 06. 手作り発電メンテナンス on 17:41≪ 毎朝の点検 ≫
バッテリーの電圧計(制御盤)を見ていたら、ナント16V以上を指しています。
『過充電防止回路は15Vで動くハズ!』
これは何か起きたに違いない!
入力側(風車と太陽光)のブレーカーをすべてOFF
続いてバッテリーのブレーカーOFF
ちょっと待ってから、バッテリー ⇒ 発電機の順番でブレーカーON
しばらくすると、電圧が15Vに達し過充電防止回路が働きました
(上の画像で見ると、コンデンサ右下の赤色LEDが点灯)
しかし、問題なく過充電防止回路が働いた筈なのに、この後も電圧は上昇し16Vを超えました
いったい何故???
よーく観察していると、右側のリレー(緑色)が膨らんでいる・・・
(赤マジックで標したところ)
これは、拙い!
急いで『スズキデザイン』さんに電話、リレーの在庫があることがわかり、即交換
事なきを得ました
こんな感じで接点が焼けてしまいました ⇒
このリレー定格20Aなんだけど、いったいいくつ流れたんでしょうか?
まだ、風力発電4号機もつないでないんで、もう少しシステムを増強しなくてはなりません
過去にはこんな事もありました
手前、真ん中のコンデンサなんですが、わかりますか?
天面の+のところ、膨らんでるでしょう?
そう、コンデンサがパンク寸前だったんです
この画像は、風力発電1号機の倍電圧整流回路なんですが、設置3年後のメンテナンス時に見つけました
何の症状も出ていなかった時なので、運が良かったのかもしれませんね
自然相手の風力発電ですから、このコンデンサやダイオード・リレーなど、想定外に備えて回路部品の選定をしなくてはいけないと、つくづく思いました