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ベアリングの交換

Published by mabo under on 22:03




風力発電のヨー軸(垂直軸)に使っているベアリングの交換をしました。
丸4年間、メンテナンスフリー(ほったらかし状態)で稼働していた風力発電2号機と3号機。
構造はまったく同じですが、使っているベアリングの材質が違います。





『消耗部品ですから、交換するのは当然です。』

でも、どれくらいもつものなんでしょう? 
また材質の違いにより、劣化の違いはどれくらいあるんでしょう?

材質の違いによるベアリングの耐久性を知るため、あえてベアリングの材質を変え、検証しました。
ステンレス製ベアリングを2号機に、スチール製ベアリングを3号機にと使い分けました。

自作フォルダーはアルミ製、穴あきシャフトはステンレス製です。
支柱に使っている単管パイプから、貰い錆びがフォルダーに付いています。
しかし『ぱっと見た目』は、大丈夫そうでした。


ところが、シャフトから抜こうとすると、異変?が発生!
ズチール製のベアリングは、まったく(くぎ打ち用ハンマー+当て木)抜ける感じがしません。
いったいどうしたんでしょう。

ご覧のようにベアリングは錆びだらけ。
どうしても抜けそうにないので、CRC556を目いっぱいスプレーし丸2日間放置してみました。

それでも、全く動く様子は見られません。
覚悟を決めて、今度はハツリ用ハンマー(大きくて重い)でひっぱたいて(当て木をして)みたところ、こんどは何とかベアリングを取り出すことができました。




左側が、スチール製ベアリング、右側がステンレス製です。

何とか取り出せたスチール製は、バラバラになってしまいました。
スチール製外側のリングは、真っ二つです。
こんなことなら、最初からスチール製は使わなければよかったと、かなり後悔をしました。

『でも、外れてホントに良かった・・・』

雨風が当たるところだけに、スチール製は使い物にならないようです。(学習!)



新品のステンレスベアリングに交換したことで、今後4年間はメンテナンスフリーが約束されました。
2号機に使用したステンレス製ベアリングには、ほとんど劣化は見られませんでした。
もっと活けるかも(5〜6年)しれません。
しかし、予防交換ということを考えれば、異常が発生する前で良かったのかもしれません。






新しいベアリングに交換したヨー軸。


ついでに、発電機(水平軸)に使われているベアリングを2つ、同時に交換しました。


 

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