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  100%手作りの生活を目指して!

  太陽電池パネルを使えば、電気の自給自足も簡単さ!

ヨー軸と風車本体

Published by mabo under on 23:49


水平軸風車(プロペラ型)のヨー軸(垂直軸)は、発電した電気を送る為の電線が通ります。しかし、あらゆる角度から吹いてくる風で、風力発電本体は右へ左へクルクルと廻っています。
これでは線が切れてしまう!










回転する風車から電気を取り出すためには、回転しても断線する事のない機構、スリップリングというものが必要です。
1号機製作の時は、『スリップリングをどうするか?』この課題だけで2ヶ月以上は悩んでいたものです。

市販品で何か使えそうなものはないかと、ネットやカタログで探しても中々適当なものが見つからず、仕方がないから自作するか、と図面を書き出した矢先、市販されている風力発電にもスリップリングなしのものがある事がわかりました。

いったい何故? 安物(結構高いけど・・)だから?

スリップリングが無くても良い理由は、自然の風はどの方向から吹いてきても、また自然に元に戻ってしまうという事らしいのです。


無くて良いなら、簡単じゃん!
と、いう訳で自作開始です。

アルミのベアリングホルダー(右上)とシャフトホルダー(左上/ステンレス系材)は自作品。でも市販品もありますよ。(風力発電1号機はすべて市販品を利用しました)
加工時間等を考えてしまうと、市販品を利用した方がかえって安上がりになりそうです。
左下シャフト固定用のセットカラーと、右下はベアリングです。
センターのφ20ステンレスシャフトには配線用の貫通穴が開いています。


こんな感じで取り付けます。

右の発電機台座は本体カバーアルミ鍋の深さに合わせて製作しました(ステンレス系材とアルミの蓋)。

後はアルミのベアリングホルダーを直接単管パイプに差し込んで固定しています。
アルミ鍋を、発電機台座の形に合わせ加工し、何とか綺麗に収まりました。
鍋の固定方法は、一番上の画像を見ると解るかと思いますが、前面部ベアリングホルダーにM4タップをあけ、トラスねじ4本で止めています。




★ そして、この風力発電
       最大の功績は!

アルミカバーの後に付けるφ90×t8のアルミ丸板(右前面)。
ブレードを台座(φ140×t3)ごと付けられるようにM4のタップが開いています。
もともと風力発電1号機を作った時に、手回し実験用にと、この大きさの廃材を着けただけのものでした。

しかし、これがあるのとないのとでは大きな違いが生まれました。
いわゆる『フライホイル効果』というのが顕著に現れ、思った以上の慣性が生まれたんです。

ブレード調整のところで、バランスの良いブレードは1分半から2分間廻り続けると説明しましたが、このアルミ丸板なしでは生まれなかった事なのでした。

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